盗聴電波を聞くためには
通常の盗聴器は、周囲の物音をマイクで集音してその内容を電波で送信します。
電波を発信するので、盗聴発信機とも言います。
このような盗聴発信機を使用する場合、その電波を聞くための受信機が必要となります。
盗聴器を仕掛けるだけでは何も聞こえないので、その電波が傍受できる何らかの受信機が必要となる訳です。
受信機は盗聴発信機の電波の種類などによって適した物を選ばないといけません。
簡易的な盗聴器でFMラジオの周波数帯を使用した発信機があり、その場合はFMが聞けるラジオを受信機として使用します。
ただしFMラジオ用の発信機は電波の飛距離が極めて短く(20m前後)、またラジオがあれば誰にでも傍受できるので秘匿性がなく現在の主流ではありません。
現在の盗聴発信機は専用の周波数帯(UHF)を使用した物がほとんどで、専用の受信機を持った人しか受信できません。
専用の受信機には多機能受信機と盗聴専用受信機とがあり、機能や音質に違いがあるのでお客様の目的に応じてお選び下さい。