盗聴器の中でも盗聴発信器を使用してリアルタイムに会話を聞きたい場合、一番心配なのは盗聴がバレることではないでしょうか。
この発見リスクを最低限にする方法が電池式盗聴発見器を使用する意外な方法です。
今回は盗聴発信器を使用した盗聴において、電池式盗聴器を使用することでなぜバレるリスクが最低限になるのか、その意外な理由を詳しく解説します。
盗聴発信器がバレる原因とは
盗聴発信器がバレる原因は、主に盗聴電波が見つかってしまうことと、本体が見つかってしまうことの2つがあります。
まずはそれぞれのバレる理由について説明します。
盗聴電波が見つかってしまう
盗聴器の中では盗聴発信器が離れた場所からリアルタイムで会話を聞く唯一の方法です。
しかし盗聴発信器は電波を発信することから、その電波を検知する盗聴発見器を使用すると盗聴器の存在がバレてしまう恐れがあります。
盗聴発信器は電波を発信しないと意味がないため、電波が見つかってしまうことは避けられないリスクです。
本体が見つかってしまう
盗聴器本体が見つかってしまうのは、室内に不自然に仕掛けたり、目に付く場所に今までなかった物が増えたりすることで起こります。
これは室内の人が目で見て違和感を覚えることが原因です。
本体が見つかってしまうことを避けるためには盗聴器のバレない仕掛け方で解説したように、いかにバレない仕掛け方をするのかが大切です。
バレる主な原因は盗聴電波
このように、盗聴器がバレる原因は大きく分けて2つありますが、十分に検討し最適な盗聴器と仕掛け方を選べば、目視で本体が見つかることはほとんどありません。
盗聴器がバレる最も大きな原因は盗聴電波の存在です。
盗聴電波は離れた場所で会話を聞くためには必要不可欠であり、なおかつ本体をいくら目立たないようにしたり隠したりしても電波は隠しようがありません。
発見率を最低限にする方法
隠しようがない盗聴電波をバレにくくすることが、盗聴器を発見されにくくする重要ポイントです。
なぜなら盗聴電波がある限り、盗聴発見器を使用して調べれば盗聴器の存在がバレてしまうからです(存在がバレるだけで盗聴器本体が発見されていまうのかは別の問題ですが)。
この電波発見リスクを最低限にするためには盗聴電波を無くすしかありません。つまり電波の発信を停止することです。
盗聴に必要不可欠な電波を発信しつつ、電波を停止して発見されにくくする、この矛盾した条件を最低限満たすことができるのが電池式盗聴発信器の使用です。
電池式盗聴発信器で発見率を最低限にする
なぜ電池式盗聴器は電波が停止でき、発見リスクが最低限になるのか、その理由は電池切れがあるからです。
通常、盗聴発信器を選ぶときには電池式なのかコンセント式なのかが大きな選択肢となり、電池式の電池寿命は欠点として捉えられがちです。
電池寿命の問題から◯◯時間しか使用できないと言うようにネガティブに捉えられます。
しかしこの電池寿命は、言い換えれば電波を自動的に停止する時間と捉えることもできます。
例えば当店の盗聴発信器で最も電池寿命が短いのはカード型盗聴発信器CDW-500で、その電池寿命はVOX機能をOFFにすれば約40時間(約1.7日)です。
この盗聴器を仕掛け、電源をONにすると盗聴電波を発信し続け、40時間後には電池が切れて電波の発信を停止します。つまり40時間以降は盗聴発見器で発見できなくなるわけです。
半永久的に電波を発信し続けるコンセント式盗聴発信器のようなものでは、電波が半永久的に発信され続けるので、盗聴発見器に発見されるリスクも半永久的に存在します。
電池寿命のある電池式盗聴発信器を使用した場合には、必ず電池寿命が尽きて電波を停止するため、盗聴発見器に発見されるリスクは電池がある間だけになります。
まとめ
盗聴発見率を最低限にする意外な方法とは、電池式盗聴器を使用して電波の発信期間を最低限にする方法です。
電池式盗聴器の電池寿命をうまく活用することで、発見されるリスクを最低限にすることが可能です。
会話を聞きたい期間が限られている、頻繁に仕掛けたり回収したりが出来ない、仕掛けた相手が用心深くて盗聴電波が見つかるか心配、といった方には電池式盗聴器を使用した期間限定の盗聴は最適な方法の一つです。
盗聴をするときに発見される心配を最低限にしたい場合は是非参考にしてください。