ボイスレコーダーは会議の記録や言語学習などいろいろな場面で使われています。
しかし、使っている中で録音がうまくできていなかったというケースもあるのではないでしょうか。
ボイスレコーダーでの録音に失敗する原因の一つに服や物による擦れ音があります。
この記事では、擦れ音を防ぐための対策について紹介します。
□擦れ音を防ぐ対策とは
擦れ音を防ぐ対策を2つの場面ごとに紹介します。
まず、机の上に置いて録音する場合は、机とボイスレコーダーの間に布や滑り止めとなるものを置きましょう。
机の上に置いて使用する時には、物が擦れる音や机の振動が入りやすくなります。
それを防ぐため、機器の下にケースやハンカチなどを置くようにすると振動が緩和され、音声がきれいに録音されやすくなります。
次に、ポケットの中に入れて録音する場合は、布を巻き付けましょう。
ボイスレコーダーをポケットやカバンの中に入れたまま録音すると、服の擦れる音が非常に入りやすくなります。
なるべく、ポケットやカバンから出して録音することが理想ですが、周囲にバレずに録音したいという方もいらっしゃるでしょう。
その時は、布を巻き付けて服との擦れを軽減することで少しは改善できます。
□ボイスレコーダーで録音する時のポイント
*録音前
プロジェクターやパソコンの近くは機械音が入りやすいためなるべく距離を取り、周囲の音が少ない場所に配置しましょう。
また、話す人が決まっているのであれば、その人に向けてマイクを設定しておきましょう。
*録音中
録音中はボイスレコーダーを動かさないようにしましょう。
手に持ったり、ポケットに入れたりしている場合は、服が擦れないように意識しましょう。
また、録音レベルは3デシベルから6デシベルくらいになるように調整しながら録音すると後から再生する時に聞き取りやすくなります。
*録音後
録音中も同様ですが、誤操作を防ぐため、ホールドスイッチを使用するようにしましょう。
また、録音が終わったら必ずバックアップを取っておき、データが消えることがないようにしましょう。
□まとめ
ボイスレコーダーで録音する時の擦れ音対策について紹介しました。
服や物の擦れる音というのは、後から再生した時に意外にも大きく聞こえるものです。
この擦れ音のせいで録音した音声がうまく聞き取れないということもあります。
この記事で紹介したポイントを参考に、きれいな音声を録音するための対策を講じてみてはいかがでしょうか。