夫婦生活では様々なことが起こります。
時にはパートナーが浮気をしているのではないかと疑心暗鬼になってしまうこともあるのではないでしょうか。
今回はそのような疑心暗鬼の際に浮気調査として夫婦間でgpsを使っても良いのか、そしてそのことに関する注意点を紹介します。
□夫婦の共有財産だけど「gpsが違法」となるケースとは?
浮気をしているであろうパートナーに対して、法律をよく理解しないままgpsをつけて調査しようとするとご自身が法的に取締を受ける場合があります。
以下より、様々な違法パターンを紹介するため、頭に入れておくと良いでしょう。
・探偵のみでgpsを取り付け、gpsを管理している場合は違法
例え依頼者の許可を得ていても、夜中にマンションや自宅の駐車場等に侵入して探偵のみでgpsの取り付けを行った場合は違法になります。
gpsは所有者が所有物の管理として設置することでしか認められません。
・パートナーのカバンやゴルフバックに小型のgpsを取り付けることは違法
こちらの行為もストーカー規制法に触れるため違法です。
・パートナーの社用車にgpsを取り付けることは違法
共有財産ではなく第三者の所有物であるため違法です。
・別居中のパートナーの車にgpsを取り付けることは違法
不法侵入・ストーカー規制法で違法です。
・他人の許可なく浮気相手の車にgpsをつけて浮気調査を行うことは違法
他人のものに取り付ける時点で違法です。
・彼氏や彼女、元カレや元カノの車や自転車にgpsを取り付けることは違法
第三者の所有物であるため違法です。
・スマホのロックを解除し、勝手にgpsアプリをインストールし監視することは違法
「不正指令電磁的記録に関する罪」「不正アクセス禁止法」にあたるため違法です。
□浮気が発覚した場合
浮気が発覚した場合、さらに離婚をするかしないかで分けて、各理由を見ていきましょう。
*離婚をしない場合
浮気が発覚して、非常に腹立たしい気持ちやショックが大きいかもしれませんが、即座に離婚しようとしない場合もあります。
浮気が発覚してしまっても離婚を踏みとどまる理由は以下の通りです。
・子供のことを考えて心配になる
・経済的に困る
・世間体を気にしている
・離婚後不倫相手と幸せになることが許せない
・配偶者に対する愛情が無くならない
離婚には様々なリスクが伴います。
即座に離婚しようとせず、よく検討して判断すると良いでしょう。
改善の仕方によっては以前のような夫婦関係に修復できる可能性もあります。
*離婚をする場合
よく検討した上で、夫婦関係の修復を諦めた場合は離婚の決断をします。
こうした浮気が原因で離婚をする場合は、現状として9割が協議離婚という夫婦間の話し合いで離婚を決定します。
一方で、浮気を立証できる証拠があれば配偶者・浮気相手に対して慰謝料請求できます。
その金額相場は、およそ100万円から300万円です。
慰謝料請求する際の証拠としてgpsを活用した有効な証拠を揃えておくと良いでしょう。
□まとめ
浮気調査のためにgpsを使う場合、様々な違法行為があります。
よくわからないまま「とりあえずgpsをつけよう」という発想は控えましょう。
また、浮気が発覚した場合は、よく検討した上で離婚するかどうかを決断することがわかりました。
離婚しない場合は、gpsを活用した浮気の証拠を抑えておくことをお勧めします。
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トラブルをより安全に解決するためにも、必要性を感じた際はぜひご活用ください。