自分が盗聴されていると感じている方はいらっしゃいますか。
盗聴されるような事実に心当たりがなくても、盗聴犯の目的はさまざまで赤の他人が仕掛けて盗聴しているかもしれません。
部屋の中では、特にコンセントの内部に仕掛けられていることがあります。
本記事では、盗聴器の見分け方や撤去方法についてご紹介します。
□コンセントにある盗聴器の見分け方とは?
盗聴器を仕掛ける手段は2種類あります。
1つ目は、盗聴器がコンセントの差込口にある場合です。
盗聴器は電源タップに偽装されコンセントにささっています。
2つ目は、盗聴器がコンセント内部にある場合です。
コンセント内部にある盗聴器は、カバーを外さないと気が付かないため発見が遅れる恐れもあります。
1つ目の場合は、見覚えのない電源タップがあった場合は簡単に気づけます。
しかし、そういう変化がない場合、見た目だけで判断することは至難の業です。
2つ目の場合は、コンセントカバーを外し、コンセント内部を探さなければなりません。
コンセント内部を調べるためには「電気工事士」という資格が必要となるため、個人で判断することはとても困難です。
コンセント内部を見たい場合は資格を持っている方に依頼しましょう。
□盗聴器の撤去方法とは?
ここでは盗聴器の撤去方法について、差込口についているタイプとコンセント内部についているタイプのそれぞれの撤去方法をご紹介します。
差込口に取り付けられた盗聴器はコンセントから抜けば撤去完了となります。
この時に注意するべきポイントは、素手で盗聴器に触らないことです。
素手で触ると、盗聴器を仕掛ける際についた犯人の指紋が自分の指紋で上書きされて消えてしまいます。
警察に通報することも考えて、自分の指紋が盗聴器に付着しないように手袋をしてから取り外すようにしてください。
コンセント内部にある盗聴器は電気工務店に依頼して撤去します。
ここでもいくつか注意するべきポイントがあります。
電気工務店は、過去に使ったお店だとそのお店の人が盗聴器を仕掛けていた可能性があるため、新しい電気工務店を選ぶようにし、盗聴器の撤去を依頼しましょう。
また警察には電話ではなく直接出向き、盗聴器があった旨を説明し、撤去作業の時間を伝え、作業に立ち会えってもらうように依頼しましょう。
ブレーカーも落とさないようにしてください。
ブレーカーを落としてしまうと犯人に盗聴に気づいたことがばれてしまいます。
□まとめ
本記事では、盗聴器の見分け方とその撤去方法についてご紹介しました。
個人で判断や撤去することは難しいので、専門の業者に依頼することも大切です。
盗聴に悩んでいる方は、当記事を参考にしてもらえれば幸いです。