みなさんは、車にGPSを付けられている可能性について考えたことはありますか。
実は車にGPSが付けられているかどうかを調べる方法があります。
GPSは取り付けられても気付きにくいものです。
そこで今回は、車にGPSが設置されているかを調べる方法と、GPSを設置することは違法なのかについて解説します。
□GPSの発見方法を解説!
GPSの設置場所は、普段から位置情報を取得する相手と一緒に移動するものに設置されるので、まずは身の回りのものから一通り目視で調べましょう。
例えば、普段から着ている上着のポケットや鞄、車の助手席の下、トランクの中、車体の底裏などが挙げられます。
目視で見つけられなかった場合は、GPS発見器を使うか、GPSの発見業者に調査を依頼することがおすすめです。
GPS発見器を使うと、GPSから発信される電波をGPS発見器が受信することによってGPSが取り付けられているかを確認できます。
GPS発見器の使い方として、普段着ている服や持ち歩く鞄、車の近くなどでGPS発見器の電源を入れることがおすすめです。
ここで注意するべきなのが、リアルタイムで位置情報を取得できるGPS発信機とは違い、GPSロガーと呼ばれる、位置情報を発信せず端末に位置情報を記録するというタイプのGPSは、電波を発しないため、発見器では見つけられません。
GPSが設置されたことに気付くのが遅れれば遅れるほど、自分の行動パターンが読まれやすくなってしまうため、一刻も早くGPSに気付くことが大切です。
□GPSを設置することは違法なのか?
誰かの位置情報を無断で知ろうとする際に、GPSを相手の車や持ち物に忍び込ませて位置情報の取得を試みることがありますが、これは違法なのでしょうか。
結論から言いますと、GPSで位置情報を取得することは違法に当たります。
従来、GPSによる位置情報の取得は規制の対象外でしたが、令和3年8月26日の法改正により、ストーカー規制法違反として罰せられることになりました。
また、恋愛感情などではなくストーカー規制法違反には問われない、単純な恨みによるGPSの設置でも、見張りと見なされ、迷惑防止条例違反として問われる恐れがあります。また、GPSを設置するために相手の家の駐車場に立ち入ったりすると、住居侵入罪や建造物侵入罪に問われる恐れがあります。
□まとめ
この記事では、車にGPSが設置されているかを調べる方法と、GPSを設置することは違法なのかについて解説しました。
GPSの発見方法を知りたい方の参考になれば嬉しいです。
また、GPSについて興味がある方は是非、当社までお気軽にご相談ください。