九州でも計画停電の可能性が
東北地方太平洋沖地震の影響で、東京電力や東北電力が計画停電を実施していますが、どうやら九州でも実施される可能性があるらしいです。
現在点検中の玄海原子力発電所の2・3号機が国からの新たな安産基準が出るまで運転を再開しない事や、5月には川内原発の1号機も点検に入る為というのが理由のようです。
九州にある原発6基で九州の電力供給の4割をまかなっているらしいので、上記3基が運転を停止すると原発の発電能力は半分になり、その不足分を火力発電所ではカバーしきれないというのが九州電力の発表らしいです。
計画停電は遠いところの話かと思っていたら、意外にも私の住む九州にも影響が及ぶ事となりそうです。
実際に電力が不足するのは夏になってからだろうと思われますが、私たちに出来る事は地道に節電していく事しかないんでしょう。
昨日の日記でも書きましたが、やはり現在の豊かな生活に原子力発電所は欠かせないと思います。
事故が起きた場合の危険性を考えて原発を全廃するには、これまで通り自由に電気を使えないという覚悟を国民全員が共有する必要があります。
豊かな生活に慣れてしまった現代人の私達にそのような覚悟が出来るのでしょうか?
これまではあまり考える事のなかった原発の功罪・存在意義や、当たり前だと思っていた電力供給の有難さなどを今回の地震は思い出させてくれたと思います。
そして各電力会社の原発に対する安全対策が、こんなにも信用できないものかとも教えてくれました。
やりすぎという程の安全対策をした上で、原発とは共存していかなければならないんだろうと考えるしかない今日この頃です。