「スパイカメラを使用して、不倫や浮気の証拠写真を撮りたい」
「スパイカメラを使用したいが、違法なのか気になる」
このようにお考えの方に向けて、今回の記事ではスパイカメラの正しい使い方と、違法になる場合について解説します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
□スパイカメラの正しい使い方とは?
スパイカメラとは、探偵の浮気調査や不倫調査などで使用されるカメラのことを表します。
通常のカメラに比べてかなり小型のため、撮影していることはあまりバレません。
しかし、超小型ゆえに画質が悪く、ある特定の条件でのみ使われます。
「不倫現場を勝手に撮影することは違法にならないのか」と思われる方もいらっしゃると思いますが、普通に風景や人物を撮影すること自体に問題はありません。
しかし、相手のプライバシーを侵害するような撮影の仕方であった場合、民事訴訟を起こされてしまう可能性があります。
撮影する時には自治体の迷惑防止条例に当てはまらないように、しっかりと配慮しなければいけません。
また、超小型カメラという特徴を用いて「痴漢」のような迷惑行為や著しく個人のプライバシーを侵害するような撮影を行えば違法として逮捕されます。
ただし、浮気やパワハラ、いじめの現場などの公的に訴えるためにどうしてもその証拠が必要な場合は、隠し撮りは認められています。
□カメラを使った違法行為について
カメラで撮影を行った後に、それらの写真や動画をどのように利用するかによって、違法かどうかが決まってきます。
特に、撮影方法によっては「プライバシーの侵害」や「住居侵入罪」「建造物侵入罪」などに該当する場合があります。
これらの違法行為は、迷惑行為防止条例に違反します。
法律ではないため、都道府県によって内容に差は出てきますが、一般的にどの都道府県も撮影に関する条例の内容は同じです。
例えば、東京都の迷惑行為防止条例では、第5条の2項において、「公衆便所と公衆浴場での撮影が禁止」されています。
これは、街中や電車の中でも、下着を覗ける場所でわざと撮影することを固く禁じています。
また、撮影した内容をネット上に流す目的ではないとしても、自身の性的趣向での撮影が禁止されています。
□まとめ
今回の記事では、スパイカメラの正しい使い方と違法になる場合について解説しました。
スパイカメラは犯罪行為のために作られたものではありません。
正しい用途で使用するようにしましょう。
この記事をぜひ参考にしてみてくださいね。