離婚後に元配偶者の浮気の証拠が見つかり、今からでも慰謝料を請求したいとお考えの方はいるでしょう。
しかし、どのような証拠が慰謝料請求に有効なのかわからない方も多いと思います。
そこで今回は、離婚後に浮気の証拠が見つかった場合に、どう慰謝料を請求できるのか紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
□慰謝料請求ではどの証拠が認められる?
*慰謝料が請求できる浮気の条件について
法律上では、不倫や浮気でなく、「不貞行為」に当たる行為が不法行為になります。
そのため、不貞行為が行われたことを証明できれば、慰謝料を請求できます。
不貞行為とは、婚姻・婚約・内縁関係にある人が、別の異性と自由意思に基づいて肉体関係を持つことです。
慰謝料を請求するためには、この不貞行為が複数回行われているなどの証拠をつかむのが効果的です。
*具体例をご紹介!
証拠として認められるものの中にも、証拠能力が高いものと低いものがあります。
確実性が高い証拠は、肉体関係が確認できる写真や動画、探偵事務所の報告書などです。
一方、確実性が低い証拠は、違法に入手したデータや改ざんされたデータ、SNS上のメッセージ、GPSの位置情報やカードの利用明細などです。
これらのことからわかるように、肉体関係が持たれたことを直接示す証拠が必要になります。
□離婚後でも慰謝料は請求可能か
では、離婚した後に慰謝料を請求できるケースにはどのようなものがあるのでしょうか。
離婚後に慰謝料を請求するための条件は、次の3つです。
・時効が完成していない
・請求に足る証拠がそろっている
・離婚合意書の記載に反していない
上記について1つずつ解説していきます。
1つ目は、時効が完成していないことです。
慰謝料の請求には時効があります。
原則として、元配偶者の浮気の事実および相手を知った時点から3年が経過すると時効が完成してしまいます。
2つ目は、証拠がそろっていることです。
前項で紹介したような証拠が必要です。
証拠を得るために不法行為に当たる行動をしないよう気を付けましょう。
3つ目は、離婚合意書の記載に反していないことです。
離婚時に交わした合意書や公正証書に、「これ以上は請求しない」などの文言が記載されていたら、慰謝料の請求は難しくなります。
□まとめ
今回は、離婚後の慰謝料請求や慰謝料請求に有効な証拠についてお伝えしました。
ぜひ参考にしてくださいね。
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