プロ野球の開幕が延期されました
震災の影響や世論によりプロ野球の開幕が4月12日に延期されました。相変わらずのパリーグとセリーグの足並みの揃わなさや、セリーグで強行開幕しようとした巨人のダークイメージを確認する事ができて悲しいやら笑えるやら・・・。 東京電力や東北電力の電力事情や震災・液状化などによる球場の被害、また「この時期に?」という世論などを総合すると開幕の延期は止む無しで規定路線だったと思います。 それと私が思うに野球をする選手達と野球を見る私達に心のリハビリが必要だったのではないかとも思います。 もし3月25日に予定通り開幕していたら、選手はプレーに100%集中できない、見てる側も心から楽しめないとなるのはあきらかでした。 国難と言える未曾有の震災・津波に襲われたこの時期に野球をやったり楽しんだりする事を「罪悪感」と感じてしまうでしょうから。 では高校生の選抜高校野球はどうなの?という気もしますが、ナイターのように電力を消費しないし、あくまでも高校生の教育の一環なので許されるという事でしょうか。(イマイチ説得力はありませんが・・・。) 20日ほどプロ野球の開幕が延期された事により、選手や私達に少しの時間が与えられ、この時期に野球を楽しむ事に対する罪悪感が少しでも軽減すれば延期の意味もあったのではないかと思います。 どう考えても今年のプロ野球は例年とは違う特別なシーズンになります。 ナイターが少なくなったり、減灯だったり、本拠地が使えなかったりと様々な困難に直面するでしょうが、特別なシーズンという事を認識した上でプロ野球を見守って行きたいと思います。 シーズン開幕が遅れた影響でソフトバンクや中日などは日本シリーズに進出しても本拠地が使えないかもとの報道がありましたが、震災に比べたら大した問題ではありませんよね。 最後に今回の震災で犠牲となられました方のご冥福をお祈りするとともに、一刻でも早く被災地が復興するように心から願っています。